画面が見やすく
フラグやアラートの情報量がちょうど良い。
集計機能はレベルが違います。
自分薬局阪奈西大寺様は、セルフケアの普及に力を入れて取り組まれています。“真の地域密着型薬局”として、ウェルネスの考えに基づくイベントを開催するなど、地域コミュニティに溶け込み地域に根差した薬局として運営を行っています。また店舗内の物販も「モノ売りではなくコトの提案」をコンセプトにされた商品が並んでいます。
今回は店舗を運営されている株式会社NOL代表取締役の吉川晃之祐様にお話を伺いました。
薬剤師6名、事務2名です。
うちは事務とは言わず航空業界用語であるグランドスタッフという名称を使っています。薬局事務は、一般的な事務職とは内容も違うと思いますし、今後薬局ではキーになる役割だと思うので、敬意を込めてこのように言っています。
また管理栄養士も在籍しています。うちでは管理栄養士の仕事として、来局された患者さんへの栄養指導を行うことや、地域のイベントに参加してもらって健康相談を受けるなどの業務をお願いしています。在宅業務に行ったときに栄養指導も行っていきたいのですが、法的な部分が追い付いていないこともあり、先ほど挙げた業務を中心として対応してもらっています。
真の地域密着型薬局を目指していることと、ウェルネスという考えに基づいた運営(自分薬局スタイル)を行っているということの2つがあります。
主に定年退職された方を採用して店舗間をルート便として車で回ってもらうことで、他の店舗から薬を取り寄せて対応できたり、投薬時不足した薬をそのままお宅に配達するサービスを用意しています。例えばお子さんがいらっしゃる場合、待ち時間がストレスになるというお声もあると思うのですが、後でお宅までお薬をお届けすることもできます。他にも地域でマルシェを開催したりして、地域の皆さんが集まるようなイベントを行っています。このように真の地域密着型薬局になれるような取り組みを行っています。
また、現代においては自分らしい生活を送ることが幸せのステータスになっていると思っていて、自分らしい人生を送ってもらえるように薬局としてアプローチしたいなという思いがあります。ウェルネスという考え方に基づいて、店舗内でも薬だけではなくウェルネスに必要な物品を取り扱っています。「モノ売りではなくコトの提案」を目指して、暮らし方や人生を豊かにできるような提案をしています。
行政への届出関係の書類フォーマットがワンクリックで出来上がるのは便利ですね。
あとは画面が見やすいです。フラグやカラーリングの情報量がちょうど良いですね。他社のレセコンだと情報量が多くて混乱することがありますが、Pharm-iは良い塩梅で表示してくれています。
レセプトデータの集計もしやすいと聞いています。患者さん個人のレセプトデータを集計できるのが便利みたいです。これも他社のレセコンとの比較になりますが、他社は個人の集計ができず全データを出力してから、個人分を集計しないといけないようです。
僕が担当してから他店舗もPharm-iに切り替えを行いましたが、集計機能が充実していることが要因として大きいです。集計機能は他社のレセコンとレベルが違っていたように思います。
あとは営業担当者さんですね。フラットなやりとりができて正直に対応してくれたおかげで信頼関係を築くことができました。サポートの方も親身になって対応してくれるのが有難いです。機械的な対応ではなく、頑張って対応してくれているな、というのが伝わってきます。
NSIPS®の送信が標準機能として備わっていないところですかね。標準機能にしていただけると有難いです。
他はマーケティング的なところで、どのエリアの患者さんが多いとか視覚的に分かりやすい分析機能などがついてくると付加価値になるなと思いますね。あとは薬剤師の働き方が可視化できる機能があれば嬉しいです。処方内容などで重さ付けできて、どれだけ大変な仕事をこなしてくれているかみたいなのが見えるようになると面白いです。
あとは災害のことなどを考えると、今の使用感を持たせたままクラウド型へ移行してほしいなという気持ちもあります。
問題ないです(笑)診療報酬改定のときに勉強会をお願いしたことがあり、こういうことをお願いできるのも有難いです。サポートチームも曖昧にすることなく対応してくれます。土曜も対応してくれているのは助かりますし、親身になってくれます。
今の事業と互換性が強い新しいジャンルの事業を見つけたいなと思っています。「おしゃれだから」とか「流行っているか」という理由だけで事業をしたくないので、潜在的なニーズをくみ取って模索していきたいですね。
ご参加者:
株式会社NOL 代表取締役 吉川晃之祐様