電子調剤録のメリットを改めて確認しよう
近年、薬局業界ではデジタル化が進んでおり、その中で「電子調剤録」の導入も注目されています。電子調剤録とは、文字通り調剤に関する情報を電子的に記録・管理するシステムのことを指します。
医療DX推進体制整備加算(調剤基本料)においては、施設基準として「電磁的記録による調剤録及び薬剤服用歴の管理の体制を有していること」と定めており、加算を受けるためにも電子調剤録の整備は急務と言えます。
そこで今回は電子調剤録のメリットなどについてお話をしたいと思います。
では、早速電子調剤録を活用する場合のメリットを具体的に記載していきます。
このように電子調剤録には多くのメリットがあります。
前述の通り電子調剤録には多くのメリットがあります。一方で、デメリットにも目を向けてしっかり対策をとることが重要です。
ここまで電子調剤録のメリット・デメリットについてお話を進めてきました。電子調剤録への切り替えは、医療DXを進めるための一つの手段として実行していくべきだといえます。弊社でも2024年6月に電子処方箋機能をリリースしております。ご興味がございましたら是非お声がけください。
一方でセキュリティに関するリスクについても忘れてはいけません。
現在薬局業界においても、厚生労働省が2023年10月に「薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」を公表し、2024年度中にすべての項目に関して対応するよう求めています。また、このサイバーセキュリティ対策チェックリスト要件を満たすことは医療DX推進整備体制加算の要件にもなっています。
弊社では「薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」に関する相談も受け付けております。日々の業務でサイバーセキュリティ対策まで手が回らない薬局様がいらっしゃいましたら一度お問い合わせください。